● DeNA 0 － 9 ヤクルト ○
＜11回戦・横浜＞

　ヤクルトの小川泰弘投手（30）が15日、敵地でのDeNA戦に先発し、史上82人目（93度目）となるノーヒットノーランを達成。2019年の中日・大野雄大以来。ヤクルトでは2006年のリック・ガトームソン以来、8人目（9度目）の快挙となった。


　小川は初回に四球、2回に味方のエラーで走者を背負うも、以降は伸びのあるストレートを軸に、フォークとチェンジアップのコンビネーションが冴えDeNA打線を翻弄。

　8回には四球と味方のエラーで無死一・二塁のピンチを迎えたが、9番・嶺井博希、1番・神里和毅、2番・柴田竜拓を退け無失点。

　8回を終えた時点で球数は「123球」に達していたが、9回も簡単に二死をとり、最後は乙坂智をこの日10目の三振でシャットアウト。プロ8年目で自身初めての快挙達成となった。