○ 中日 4 - 2 阪神 ●
<19回戦・ナゴヤドーム>
阪神の藤浪晋太郎投手(26)が13日、リリーフ登板した中日戦で球団記録に並ぶ自己最速の161キロをマークした。
藤浪は2-4と2点ビハインドの7回に5番手として登板。先頭の1番・大島の3球目に自己最速タイの160キロを計測すると、最後は4球目の真っ直ぐを打たせ遊ゴロ。続く京田も遊ゴロに退け二死としたあと、3番・アルモンテに対する4球目が161キロと表示され、球場内からどよめきが起こった。
藤浪はアルモンテを空振り三振に仕留め、計12球で3者凡退。これで6日の広島戦(マツダ)から4登板連続で無安打無失点とした。球団最速の161キロを計測したのは、2017年のラファエル・ドリス(現ブルージェイズ)、現守護神のロベルト・スアレスに続き3人目。自らが持つ球団日本人の最速記録を更新した。
阪神はこの試合、初回に大山の26号2ランで先制するも2回以降は無得点。4回3失点の先発・髙橋は4敗目(4勝)を喫し、3位・中日に0.5ゲーム差に迫られた。