優勝会見でここまでを振り返る工藤公康監督

◆ 最後まで首位の座を譲らなかったチーム力

 優勝マジックを「2」としていたソフトバンクは27日、本拠地で行われたロッテ戦に勝利し、3年ぶり19度目のパ・リーグ優勝を決めた。

 試合後、中村晃選手、東浜巨投手と共に記者会見に出席した工藤公康監督が3年ぶりのリーグ制覇を振り返り、「選手たちがよくやってくれたという思いと、今年は何が何でも勝ちたいという気持ちもあったので、すごくうれしい気持ち、ほっとした気持ちがありました」と率直な胸を内を明かした。

 昨年は首位に立ちながら終盤の失速で西武に逆転優勝を許した経緯があっただけに、今季はロッテの猛追を受け、「逆転で負けたことが頭から離れることはなかった」と語ったが、ゲーム差なしの1厘差から怒涛の12連勝で一気にリーグ制覇を達成。その姿に、選手たちの成長を実感したという。

「追いつかれてゲーム差がなくなっても、皆がしっかりベンチで元気に声を出してやっている姿を見て、頼もしくなったなと。追いつかれた中でも気持ちとか気合は入りながら、僕らから見ると平常心の中で自分たちの野球をやってくれているのを見て、イケるんじゃないかなと思いました」。

 また、今季のチームの強さについては、「チームとしてひとつになって、勝つことを目指してやっていくぞいうのが強かった」と精神面の充実を強調。「2年間リーグ優勝していないことで、選手たちにも自然に気合が入っていたし、その中で絶対勝つぞと心に秘めてやってくれていた。その思いが12連勝という形で一気に出たと思う。僕らが何か言わなくても選手自身が自分たちのやるべきことをやってくれたシーズンではないかと思います」と評し、目を細めた。

 その他にも、新型コロナウイルスの影響で異例のシーズンとなった中で、コーチやスタッフ、ときには選手たちと会話・対話し、選手たちのコンディションを調整してこれたことが、離脱者を最小限にとどめることにつながり、それが一つの勝因になったとの見方も示した。

 

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ベースボールキング編集部

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