横山は今年9月に支配下登録復帰も…
阪神は4日、高野圭佑投手(28)、横山雄哉投手(26)、福永春吾投手(26)、岡崎太一捕手(37)、伊藤隼太外野手(31)の5選手と、来季の契約を結ばないことを発表した。
横山は新日鉄住金鹿島から2014年のドラフト1位で阪神入り。左肩手術の影響で2018年オフに育成契約となったが、今年9月に支配下復帰を果たした。今季はウエスタン・リーグで4勝2敗、防御率2.54の好成績を残したが、一軍登板は1試合のみ。ここまでのプロ通算成績は、9試合の登板で3勝2敗、防御率4.67だった。
伊藤隼は慶大から2011年のドラフト1位で入団。3年目の2014年に52試合の出場で打率.294、2本塁打、12打点をマークしたが、ここまでシーズンを通してレギュラーに定着することはできなかった。今年3月には、藤浪らと参加した会食で新型コロナウイルスに感染し陳謝。シーズンでは2019年に続き一軍出場はなく、プロ通算では365試合の出場で打率.240、10本塁打、59打点の成績だった。
岡崎は松下電器(現パナソニック)から2004年のドラフト自由獲得枠で阪神入り。12年目の2016年に初めて開幕スタメンマスクを任され、シーズン自己最多となる38試合に出場した。しかし、2019年以降はここまで一軍出場なし。プロ通算成績は119試合の出場で打率.185、2本塁打、11打点だった。
高野はJR西日本から2015年のドラフト7位でロッテ入り。2019年7月に交換トレードで阪神に加入したが、今季はここまで一軍登板がなく、プロ通算45試合の登板で2勝0敗3ホールド、防御率6.62の成績だった。福永は四国IL・徳島から2016年のドラフト6位で阪神入り。4年目の今季は1試合の登板にとどまり、プロ通算7試合の登板で白星なし、防御率は17.00だった。