あす19日の西武とのオープン戦(メットライフドーム)に先発する予定のDeNA濵口遥大投手が18日、オンラインで取材に応じ、「おそらくシーズン前最後の登板になる。しっかり準備できているので内容にもこだわってやっていきたい」と話した。

　12球団で唯一明らかになっていないDeNAの開幕投手は、20日のロッテとのオープン戦(横浜スタジアム)後の出陣式で発表される予定だ。濵口が登板する19日は、巨人との開幕戦(東京ドーム)の1週間前にあたり、自身初となる開幕投手に指名されることは確実とみられる。

　「とにかく20日まで待っててください、という感じで」と受け流した濵口だが、14日の楽天とのオープン戦(静岡草薙)で1イニング13球を投げており、今回は中4日での登板となる。「シーズンでも中継ぎもやったりしているし、僕自身はそんなにイレギュラーなことだとは思っていない」と登板間隔について不安がないことを述べた濵口は、「登板へ向けての準備という部分では自分のやるべきことはしっかりできているので、特に変な意識はない。いい内容で投げられることを心掛けて、結果と内容が一致するようにやっていきたい」と話した。

　1月の自主トレ期間中から開幕投手候補として自ら名乗りをあげ、三浦大輔監督にも直訴していた濵口。「僕自身は毎年変わらない思いで取り組んできたし、ことしだから、というよりは、毎年そういう気持ちでやっているので、特別な思いというのは正直ない。その中でしっかり調整してこれたという意味では、すごくいい、キャンプからの2か月を過ごしているのかなと思う」と充実したこれまでについて語った。

(取材・ニッポン放送アナウンサー洗川雄司)