● 阪神 0 － 1 巨人 ○
＜15回戦・甲子園＞

　MBSラジオ制作でニッポン放送でも放送された『阪神－巨人戦』で解説を務めた金村義明氏が、阪神の先発・西勇輝が先制点を許した8回の投球について言及した。

　西は7回まで巨人打線を2安打無失点の好投を見せていたが、8回に先頭の亀井善行にこの日初めての長打となる二塁打を打たれる。続く北村拓己に送られる。一死三塁で、大城卓三に対しは簡単に2球で追い込む。しかし、3球目に投じたアウトコースのスライダーを当てたようなスイングでレフト前に弾き返され、先制点を許す。

　金村氏はこの失点に「もったいなかったですね」とポツリ。「3球勝負にいきましたよね。大城は短く持ってノーステップで当てにいったんですよね。追い込んでいただけにね。合っていなかっただけに、魔が差したような投球をしてしまいましたよね。外からのスライダーを入れにいってしまったところをね。大城は当てにいく気で振る気はなかったですよね」と指摘していた。

（提供＝MBSベースボールパーク）