イースタン登板は2014年以来2度目
巨人の菅野智之投手が19日、ジャイアンツ球場で行われたイースタン・リーグのロッテ戦に先発登板。7月1日の広島戦以来、約1カ月半ぶりとなる実戦のマウンドで61球を投じて4回1失点、被安打3、与四球2、5奪三振という内容で降板した。
2014年以来2度目となるイースタンのマウンドに上がった菅野は初回を三者凡退で立ち上がると、2回は二死から福田光輝に二塁打を許すも、続く宗接唯人から空振り三振を奪った。
3回には、先頭の植田翔太にセンター前へ運ばれると、平沢大河にセンターへの適時三塁打を浴びて失点。なおも無死三塁とピンチは続いたが、西巻賢二、菅野剛士を連続三振に仕留め、鳥谷敬には四球を与えたものの、東海大相模高の後輩でもあるロッテのルーキー・西川僚祐も空振り三振に斬ってとり、最小失点で切り抜けた。
菅野は4回も続投し、先頭の松田進に四球を与えたが、福田光を遊ゴロ併殺に、宗接を遊ゴロに仕留め、この回限りでの降板となった。
今季の菅野は5月に右肘の違和感で登録抹消となり、6月の交流戦で復帰を果たしたが状態が上がらず再び抹消。その後、7月1日の広島戦に登板するも、3回途中4失点という内容で降板となり、翌日には一軍登録を抹消され、同3日には選出されていた東京オリンピック(五輪)の日本代表を辞退していた。
▼ きょうの菅野智之
1回 遊ゴロ、空三振、右 飛
2回 三ゴロ、三ゴロ、左越二、空三振
3回 中安打、中越三、空三振、空三振、四 球、空三振
4回 四 球、遊併殺、遊ゴロ