復帰初打席でフェンス直撃V打

　ロッテの主砲、レオネス・マーティンが驚異の回復力で帰還。復帰後即タイムリーでチームを勝利に導いた。

　マーティンは9月19日の日本ハム戦で、自打球を右足甲に当て骨折。今季絶望ともみられていたが、10月3日のファーム公式戦で実戦復帰を果たすと、5日の西武戦に「4番・指名打者」で早速スタメン出場。「骨折」からわずか16日で一軍の舞台に帰ってきた。

　初回二死一塁で巡ってきた第1打席。西武先発・高橋光成の変化球を捉えた打球は、右中間フェンス直撃の先制適時打となり、マーティンは悠々二塁まで到達。その後は3打席凡退したもののフル出場し、チームの勝利に貢献した。

　『パーソル パ・リーグTV』の公式YouTubeは「【先制タイムリー】マーティン『復帰即・笑顔のイエス!!』」というタイトルでマーティンの打席を紹介。ファンからは「2週間前に骨折で離脱したとは思えない」「なんて強靭な体…」と驚きの声や、「最強の助っ人」、「マーティンの為に優勝しよう」などと愛される助っ人の復帰を喜ぶコメントが多く寄せられていた。

　現在2位のロッテは、首位オリックスと1.5差で残り18試合。優勝争いラストスパートへ、頼もしい男が帰ってきた。