元気に新人選手たちは自主トレ
ロッテの新人合同自主トレが15日、ロッテ浦和球場で行われた。
今年のロッテ浦和球場は風が吹き、例年に比べて寒さを感じる。新人選手たちは寒さに負けず、ウォーミングアップから声を出し元気いっぱいだった。
キャッチボールは廣畑敦也と村山亮介、八木彬と松川虎生、秋山正雲と永島田輝斗、池田来翔と速水将大、田中楓基と志茂ブルペン捕手のペアで行った。キャッチボールが終わり、他の選手たちがショートのポジションで1箇所ノックを受ける中、廣畑と村山、八木と松川は長めにキャッチボール。
キャッチボールが終わると、廣畑と村山、八木と松川はブルペンに移動し立ち投げ。約25球前後投げているように見えた。八木のボールを受けた松川は「ナイスボール」、「よっしゃーナイスボール」、「OK」と声をかけ盛り上げた。
廣畑は立ち投げが終わったあと、前回松川と行ったときと同様に村山とジェスチャーを交えて対話し、色々と確認していた。立ち投げが終わったあとは、ノックに合流。ノックが終わった後はランメニューをこなし11時15分頃にグラウンドでの練習が終了した。
2年目以降の選手たちは?
2年目以降の選手たちもロッテ浦和球場で汗を流した。
筆者が8時40分過ぎにロッテ浦和球場に到着した時点で、山口航輝と山本大斗の2人はグラウンドでキャッチボールを行っており、キャッチボールが終わったあとはショートのポジションでノックを受けた。
その後、一塁ベンチ前付近からロングティーを行い、山口は白木のバットで左足をあげ、ライナー性というよりは高く上がったフライの打球が多く、防球ネットに当たる打球も。山本は白と黒のバットで、柵越えを連発。自分の順番を待っているときは山口のロングティーを見たり、素振りをしたりしていた。
小川龍成は8時50分すぎにグラウンドに現れ、新人選手たちの横でランニング、ダッシュ、キャッチボールなどを行い、新人選手たちのノックが終わったあと、三塁のポジションでノックを受けた。
14日のときと同じように最初は板のグローブで受け、途中からグローブをはめて右手を背中側に隠すように、左手のグローブだけで捕球。ノックを受けていた三塁ベース付近をトンボがけしたあと、再び三塁でノックを受け、最後の数球は左右に振ってもらい一塁へジャンピングスローをして終えた。
佐々木朗希も外野をランニング、キャッチボールなどで汗を流し、福田秀平もラダートレーニング、ランニングなどを行っていた。グラウンドには新人合同自主トレを視察していた南昌輝プロスカウト兼育成担当がおり、福田が「南スカウトおはようございます!」と挨拶する場面も。スーツ姿の南プロスカウト兼育成担当が筆者から見て背中側だったため、表情を見ることができなかったが、同学年同士、仲の良さが伝わってくる光景だった。
取材・文=岩下雄太