● 日本ハム 0 － 5 DeNA ○
＜オープン戦・名護＞

　日本ハムは新庄体制初のオープン戦。ビッグボスは当初の宣言通りベンチに入らず、上沢“投手兼監督”が指揮したチームは完封負けを喫した。

　上沢がスタメンを考案した打線は計5安打と不発。7回に途中出場した清宮が痛烈な左前打を放ち観客を沸かせたが、9回まで1度も先頭打者が出塁できず、上沢監督がタクトを振る機会すらほとんどなかった。

　監督代行の前に先発マウンドに上がった上沢は1回2安打1失点。2番手の金子は2回5安打3失点、3番手のロドリゲスも1回2安打1失点と、経験豊富な投手たちが失点を重ねた。それでも6回以降は無失点リレー。4番手として登板したドラフト6位の長谷川威は、1回無安打無失点と堂々たるオープン戦デビューを果たした。