ローテ右腕から会心の一発

　日本ハムの万波中正選手（21）が9日、鎌ヶ谷スタジアムで行われているロッテとのオープン戦で、3試合連発となるオープン戦第4号ホームランを放った。

　「2番・右翼」で先発出場した万波は、5回一死二・三塁で迎えた第3打席、カウント1－1から相手先発・美馬学の投じた137キロの半速球に反応。タイミングを外され泳ぎながらのコンタクトになったが、長いリーチで引っ掛けるようにして巧打した打球は左翼芝生席に着弾した。

　万波は6日の巨人戦で畠世周からバックスクリーンへソロ本塁打、8日のロッテ戦で廣畑敦也から左中間へ3ランを放っており、これで3試合連続の本塁打となった。

　オープン戦の個人成績ランキングでは、8日終了時点で3本塁打で並んでいた巨人の岡本和真を引き離し本塁打数単独トップに浮上したほか、9打点も12球団最多となり打撃2冠。規定打席に届いてはいないものの、打率も4割超えのハイアベレージをマークしており、オープン戦3冠王も視野に捉えた。