阪神・矢野監督 (C) Kyodo News

◆ 9回の誤算が全体に…

 開幕から勝ちがない阪神は30日、マツダスタジアムでの広島戦に3-8で敗戦……。

 開幕5連敗は1995年以来で27年ぶり、球団ワースト記録に並んでしまった。

 昨季の広島戦は4試合に登板して3勝負けなし、防御率1.09という抜群の相性を誇った伊藤将司を先発マウンドに送った矢野阪神。

 左腕は期待に応えてゼロを並べていくと、5回にメル・ロハス・ジュニアの一発で先制に成功。リードして前半を折り返す。

 ところが6回、伊藤が突如乱れた。坂倉将吾と會澤翼に適時打を浴びて逆転を許すと、さらに味方の失策も絡んで3失点。7回にも菊池涼介に適時打を打たれて4失点でマウンドを降りると、代わった浜地真澄も2失点。8回にも小野泰己が2点を失い、6回以降の3イニングで8点を奪われてしまった。

 9回に2点を返すも、3-8で敗れて連敗は5に伸びた。なかなか突破口が見えてこない中、30日放送の『プロ野球ニュース』に出演した解説者の平松政次氏は「誰かがストッパーの穴を埋めないといけない」と語る。

 平松氏は苦戦の要因について「去年はロベルト・スアレスというストッパーがいた。それが退団となってカイル・ケラーを据えたが、これがうまくいかなかったと。一番最後を締める投手が不安なので、その影響が中継ぎにも来てしまっている」と、9回を任せたクローザーの不調が他のポジションにも大きな影響を与えている点を指摘。「投手陣で勝たなければいけない阪神が、それができていないと。それでこういうゲームが続いてしまっている」と、昨年までチームのストロングポイントだった“リリーフ陣の停滞”を課題に挙げた。

 また、重苦しいムードが全体に漂っているのか、30日の試合では守備のミスも目についた。

 連敗を止めるための“特効薬”はないものの、同じく番組に出演した松中信彦氏は「個々の役割分担があると思うので、それを当たり前にできるように。自分のできることをやって行くしかないですよね」と語り、苦しい時こそ凡事徹底。やるべきことを全うする大切さを強調した。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』

この記事を書いたのは

ベースボールキング編集部

ベースボールキング編集部 の記事をもっと見る

【PR】阪神タイガースを観戦するなら「DAZN Baseball」

DAZN BASEBALL/セ・パ交流戦

【6月23日(月)までの加入で初月無料!】

エース・村上頌樹の安定感、森下翔太・佐藤輝明が打線を引っ張り、首位争いを繰り広げている阪神。一気にペナントレースを突き抜けるべく、狙うは交流戦初優勝だ!

「DAZN Baseball」とは、月額2,300円(税込)でDAZNのプロ野球コンテンツをすべて楽しめるプランです(月々払いの年間プランのみ)。

プロ野球だけを楽しみたい方は、月額4,200円(税込)のDAZN Standard​よりも1,900円お得に視聴できます。

POINT

ペナントシリーズ、交流戦、CSまで余さず堪能できる!

② オフシーズンもドキュメンタリーやバズリプレイなどコンテンツが充実!

毎月2,300円でライブ配信・見逃し配信・ハイライトまで視聴可能!

【PR】「DMM×DAZNホーダイ」でプロ野球を観よう!

「DMM×DAZNホーダイ」とは、DMMプレミアムとDAZN Standardをセットで利用できるプラン。

単体契約ならDMMプレミアム月額550円(税込)、DAZN Standard月額4,200円(税込)のところ、本プランなら月額3,480円(税込)だからとってもお得です。

POINT

① 「DMM×DAZNホーダイ」なら単体契約より月額1,270円(税込)も安い!

② DAZNだけの契約と比較しても月額720円(税込)お得に楽しめる!

③ 新規入会月から最大3カ月間、「DMMポイント」を550ポイント付与!

もっと読む