● ロッテ 0 － 1 日本ハム ○
＜4回戦・ZOZOマリン＞

　日本ハムは2連勝で今季初のカード勝ち越し。両軍無得点で迎えた延長10回、万波中正外野手（22）のチーム初安打となる中越えソロが決勝点となった。

　日本ハム打線は、前回登板で完全試合を達成したロッテ先発・佐々木朗に苦戦。力強い直球と鋭く沈むフォークのコンビネーションに苦しみ、8回までひとりの走者も出すことができなかった。

　それでも、この日は投手陣が力投。先発・上沢は7回4安打無失点で後続にバトンを託すと、9回は3番手の北山が一死二、三塁のピンチを無失点で凌いだ。

　すると直後の延長10回表、途中出場の万波が決勝弾となる3号ソロを右中間席へ。これがチーム初安打となり、ロッテ投手陣ノーヒットノーラン継投を打破した。

　10回裏は4番手・宮西が無失点で締め今季初セーブ。9回のピンチを凌いだ北山は3勝目（0敗1セーブ）をマークした。