○ ヤクルト 2 - 0 DeNA ●
<6回戦・神宮>
ヤクルトが3連勝で今季最多タイとなる貯金3。青木宣親がNPB通算1500試合出場(史上201人目)を達成した節目の試合を白星で飾った。
打線は今季2戦2敗のDeNA・上茶谷を相手に3回、四球の走者を得点圏へ進めると、二死二塁から2番・青木宣親がチーム初安打となる右前適時打を放ち先制。メモリアルゲームを迎えたベテランのバットで主導権を手繰り寄せた。
その後は青木の四球と今季2つ目の盗塁などでチャンスメークしながら、4番・村上宗隆が2打席連続敬遠と勝負を避けられ、5番・塩見泰隆が凡退する展開が続いたが、1点リードの6回に6番・オスナと内山壮真の連続二塁打が飛び出し、待望の追加点を上げた。
先発のサイスニードは序盤3イニングを打者9人パーフェクトに抑える上々の立ち上がりで、4回以降は3イニング連続で得点圏に走者を背負いながら粘りの無失点ピッチング。7回以降は梅野雄吾、田口麗斗、今野龍太、マクガフと要所を締める完封リレーでつなぎ、6回無失点のサイスニードが今季2勝目(0敗)を手にした。
メモリアルゲームで決勝打を放った青木は、4打席2出塁1打点1盗塁の活躍。「8番・捕手」でフル出場した19歳の内山壮は貴重な適時打を含む2安打3出塁、5人の投手を強気なリードで引っ張り、攻守にチームの勝利に貢献した。