一軍で初登板した中日・根尾昂

◆ 竜のホープが遂に二刀流デビュー

 中日の根尾昂選手(22)が21日、マツダスタジアムでの広島戦にてリリーフ登板。野手登録ながら一軍公式戦で初めてマウンドに上がり“投手デビュー”を果たした。

 大量9点ビハインドで迎えた8回、ベンチスタートだった根尾は6番手としてマウンドに上がると、坂倉に対して投じた初球にこの試合最速の150キロをマーク。その後、坂倉には右安打を許したが、小園との同学年対決を右飛で制し、磯村を中飛、中村健も二ゴロに打ち取り、1イニングを打者4人1安打無失点に抑えた。

 同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した野球解説者の笘篠賢治さんは、初球にいきなり150キロを計測した根尾の投球について、「スッと投げて150キロ。びっくりしましたね。軽く投げているような感じなんですけど。リリースポイントで力を伝えるコツをわかっているんでしょうね」と驚いた様子でコメント。

 この日は全15球のうち変化球はスライダー2球のみで、「変化球・特殊球だったり、もっと見たかったですけど、今日に限っては初めての一軍登板なので“ストレート”というテーマを持って投げていたように見えました」と、背番号7の初登板を振り返った。

 また、同じく番組に出演した大久保博元さんは、「立浪監督が色んな意味で粋なことをやってくれた」と、大量ビハインドの展開で“野手=根尾”をマウンドに送った中日ベンチの判断について言及。

 大量点差でのリリーフ投手陣の温存につながる上、「根尾も刺激になるでしょうし、ファンも喜ぶし、素晴らしい試みだった。監督としては勇気がいるんですよ。怪我したら何か言われるんじゃないかとか…。本当に良い采配をしてくれましたね」と立浪監督の決断を評価していた。

 立浪監督は試合後に「今後もこういう展開で投げることがあるかもしれない」と、根尾再登板の可能性を示唆するコメントを残しており、アマチュア時代に“二刀流”で鳴らした有望株の動向に今後も注目だ。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』

この記事を書いたのは

藤田皓己

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