ノーヒットノーランを達成し、スコアボードを背に記念のボールを掲げるオリックス・山本由伸=ベルーナドーム

◆ チーム全体での対策よりも能力重視の傾向か…?

 オリックスの山本由伸投手(23)が18日、敵地での西武戦で9回を無安打無得点に抑え、プロ野球史上86人目・97度目となるノーヒットノーランを達成した。

 今季のプロ野球は、4月10日にロッテの佐々木朗希がオリックス戦で完全試合を達成したのを皮切りに、ソフトバンク・東浜巨が5月11日・西武戦で、DeNA・今永昇太が6月7日・日本ハム戦でノーヒットノーランを達成しており、山本がシーズン通算4人目の達成者となった。

 18日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した野球解説者の平松政次さんは、山本の投球について、「そんなに(調子は)抜群ではないんですよ。普通です」と分析。「普通の状態でこういうピッチングができますから、今後もまたノーヒットノーランというような、そういうピッチングができるんじゃないか」と2度目の偉業達成への期待を口にした。

 一方、同じく番組に出演した五十嵐亮太さんは「彼の実力もそうなんですけど、野球がまた違ったものになってきているのかなと思わせるような、そんなシーズンになっているのかなと思います」と、前半戦だけで1リーグ制時代も含めた1シーズン最多5度のノーノー達成に迫る球界の“異常事態”に言及。

 五十嵐さんは「(達成者の)顔ぶれをみたらノーヒットノーランしてもおかしくない」と投手側の実力を認めつつも、“投高打低”と言われる球界の現状は打者(打線)側に原因があるとの見解を示し、「チーム全体でどうにかしよう!というよりも個人の能力そのままにやりましょう!という野球の流れができてきているのかなと思う」とコメント。

 続けて、「ノーヒットノーランされても、まぁ次切り替えていこうよ!というようなものが最近の野球なのかなというような気がします」と、球界の潮流が変わりつつあるとの見方を示した。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』

この記事を書いたのは

藤田皓己

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