直近5試合で6本塁打、18打点!
ヤクルトは主砲・村上宗隆の逆転スリーランで快勝。貯金は今季最多を更新する「25」となった。
3点を追う6回、一死から1番・塩見泰隆が右中間への二塁打で出塁すると、続く山崎晃大朗は粘って四球。3番・山田哲人は右前適時打を放ち2点差に迫った。さらに一死一・三塁と好機は続き、4番・村上が初球の外角直球を強振。捉えた打球は左中間席へ吸い込まれる逆転3ランとなった。
28日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した“平成唯一の三冠王”松中信彦さんは、「(打ったのは)初球じゃないですか、ここで打たないといけないと分かっているので集中している。集中していないと見逃したりファールになったりするんですが、打つべきところを分かっている」と主砲の逆転弾を絶賛。
同じく解説を務めた齊藤明雄さんは「今は投げるところがないですよね。厳しいところは見れるし、ほんと(投げるコースは)膝元しかないんじゃないかなと思いますね」と投手目線での見解を語ると、松中氏も「左対左で逆方向に打てるのは強みですよ」と同調した。
村上は直近5試合で、打率.450、6本塁打、18打点と絶好調。今季の成績も、打率.315(リーグ2位)、27本塁打(リーグ1位)、74打点(リーグ1位)と三冠王も期待できる数字を残している。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』