6回のピンチでは三塁・チャップマンが美技連発
ブルージェイズの菊池雄星投手(31)が6月30日(日本時間7月1日)、本拠地ロジャース・センターでのレイズ戦に先発登板。6回4安打1失点と好投し、今季3勝目の権利を持って降板した。
初回は二死から四球を与えたものの、4番・アロザレーナを空振り三振に仕留め無失点スタート。2回は先頭から連続三振を奪い初回から3者連続三振を記録した。2点を先制してもらった直後の3回も危なげなく無失点。4回は再び先頭から連続三振を奪ったが、二死後、5番・パレデスに左越えソロを浴び1点を返された。
それでも、5回は今季最多タイの8三振目を奪い勝利投手の権利をゲット。6回は先頭からの連打で無死一、二塁のピンチを招いたが、3番・ラミレスの三ゴロをベース際で捕球した三塁・チャップマンが、三塁ベースを踏んだあと鮮やかに一塁へジャンピングスロー。一瞬で併殺が完成した。ゴールドグラブ賞3度獲得を誇る名手は、続くアロザレーナの三ゴロも軽快なジャンピングスローで処理した。
菊池はバックの好守にも助けられながら、6回80球、4安打1失点、8奪三振1四球の内容で降板。防御率は4.74となり、1点リードを保ち7回から救援陣にバトンを渡した。