レンジャーズ戦に「1番・投手」で先発出場したエンゼルスの大谷

◆ スライダー多投で三振量産、打撃は6回まで3の0

 エンゼルスの大谷翔平選手(28)が28日(日本時間29日)、本拠地エンゼル・スタジアムでのレンジャーズ戦に「1番・投手」で先発出場。日本人最長を更新する6試合連続2ケタ奪三振を達成するなど6回2失点と力投したが、今季10勝目はまたしてもお預けとなった。

 初回、先頭から連打を許し走者を背負うと、今季5打数5安打と打ち込まれている3番・ハイムに、またしても左前打を許し無死満塁の大ピンチを招いた。しかし、ここからスライダーを多投し奪三振ショーを披露。4番・ロー、5番・ガルシア、6番・タベラスといずれも追い込んでからスライダーを振らせ、圧巻の3者連続三振斬りで渾身のガッツポーズを見せた。

 2回も7番・カルフーンをスライダーで空振り三振に仕留めるなど、2つの三振を奪い無失点。3回は一死から2番・シーガーに右前打を許したが、天敵・ハイムを一ゴロ併殺に仕留めゼロを刻んだ。

 しかし4回、先頭のローにスライダーを狙われ先制の右越えソロを浴びると、5回は二死一塁でシーガーに右中間を破られる適時二塁打を許し2点目を失った。6回は先頭打者に三塁打を許したが、ガルシアを空振り三振に仕留め10三振に到達。続くタベラスも三振に仕留めるなど無死三塁のピンチを凌いだ。

 大谷は6回98球、8安打2失点、11奪三振無四球の内容で降板。防御率は2.81となった。先発投手の役割は果たしたが、これで前回登板22日(同23日)のブレーブス戦から、登板時は13イニング連続で援護点なし。この試合は大谷自身も好機で二ゴロに倒れるなど6回まで3打数無安打と自身を援護できず、ベーブ・ルースが達成して以来、104年ぶりとなる2ケタ勝利&2ケタ本塁打の偉業達成は、またもお預けとなった。

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ベースボールキング編集部

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