カブス鈴木は鋭い打球飛ばし得点絡む
カブスの鈴木誠也選手(28)は23日(日本時間24日)、本拠地でのカージナルスとのダブルヘッダーにフル出場し、2戦合計8打数2安打1打点1得点をマーク。今季の打率を.247とした。
1試合目は「4番・右翼」で先発すると、1点リードの3回一死一・二塁のチャンスで相手先発ウェインライトのグラブをかすめる中前適時打を放ち、2-0での勝利に貢献。
第2試合は「3番・右翼」で先発し、6点差を追いかける8回二死一塁で迎えた第4打席に遊撃の頭上を破る弾丸ライナーの左前打でチャンス拡大。最終的にカブスは3-13の大敗を喫したものの、続くレイエスの適時二塁打で3点目のホームにも生還し、地元ファンを沸かせるシーンを演出した。
エンゼルスの大谷翔平選手(28)は同日に敵地で行われたレイズ戦に「3番・指名打者」で先発出場。3打数1安打で今季の打率.265とした。
胃腸炎の影響で前日の試合は代打出場だったが、この日は2試合ぶりにスタメン復帰し、初回の第1打席に詰まりながらも左前に運んで自身3試合ぶりの安打をマーク。第2打席以降は快音なく、10点ビハインドとなった8回途中に指名打者を解除したことで試合から退くことになった。
エンゼルスは同日にモレノオーナーが声明を出し、球団売却を検討していることを発表。チームに激震が走った一日は1-11の大敗を喫し、前カードから4連敗となった。