最終戦の第4打席で決めた!
ヤクルトの村上宗隆選手(22)が3日、本拠地で行われている今季最終戦のDeNA戦に「4番・三塁」で先発出場。
7回の第4打席でライトスタンドに叩き込む一発を放ち、これで今季の本塁打数は「56」。王貞治(巨人/1964年)を抜いて歴代単独2位に浮上した。
18年ぶりの三冠王を見ながらの挑戦。試合前時点では「3打数無安打」まではOKという状況で、慣れ親しんだ“4番”のスポットに入った。
初回一死一・二塁の第1打席では二ゴロに倒れるも、3回一死一・二塁の第2打席ではレフトへの適時打。これで打率が.318に上昇。結果的には、この1安打が“第4打席”につながった。
5回の第3打席は一ゴロに倒れ、迎えた7回の第4打席。先頭でDeNAの右腕・入江大生と対峙した背番号55は、初球の151キロをフルスイング。打った瞬間に確信、神宮の観客も総立ち。ライトスタンドへ突き刺さる今季56号となった。
これで打率も再び.318に上昇。本塁打は56、打点は2つ上積みして134に。
2004年の松中信彦氏(ダイエー)以来となる三冠王を確実とするとともに、シーズン本塁打数で日本選手最多を更新、歴代単独2位に浮上してみせた。