ヤクルトの山田哲人が1日、春季キャンプ初日を終えて報道陣の取材に応じた。

　山田は「技術練習以外にもどういう方向で今年1年やっていくかというのを考えながら過ごしました」と充実した自主トレ期間を過ごし、迎えたキャンプ初日「こうしてユニホームを着て練習してやってやるぞという気持ちでいます」と話した。

　キャンプ初日の打撃練習については「イメージしていた通りにバッティング練習ができた。実戦も入っていないですし、初日なのでなんとも言えないですけど、これを続けていこうかな、ちょっとしっくりきているなというのが少ないバッティング時間でしたけど、そういう感じがあったので反復練習していこうかなと思います」と手応えを掴んだ様子。

　今季に向けては、「去年、個人の成績が全然良くなかったので、一つでも多く“山田のおかげで勝った”なという試合がたくさんあればなと。チームの勝利に貢献できる試合を1日でも多くしたいと思います」と活躍を誓った。

　また、高津慎吾監督は山田について「キャプテン3年目、年々、キャプテンシーが出てきたんじゃないかなと思います。昨年、一昨年と本人が満足できる数字ではなかったかもしれないですけど、初日を終えてもチームを引っ張っていく姿勢というのは、哲人にしか出来ない姿だと思っています」と褒めていた。

（ニッポン放送ショウアップナイター）