5日のオープン戦後にチームを離れ渡米
DeNAのネフタリ・ソトがプエルトリコ代表として挑む『2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™』に向けて決意表明した。
「今夜アメリカに出発します」というソトは、5日に横浜で行われるオープン戦後にチームを離脱。「興奮していますし、早く代表チームに合流して、代表のみんなと野球できることを楽しみにしています」と笑顔を見せる。
現在のコンディションについては、チームを率いる三浦大輔監督も「オープン戦を見ても、非常に良い形で打席に入っていると思います」と太鼓判を押しており、本人も「状態もすごく良く、フィジカル的にもすごく良いので、試合に出られる準備はできてます」と自信満々。
この日の練習前には、チームメイトの前で「プエルトリコ代表として戦えること、またベイスターズ代表として戦えることをすごく光栄に思いますし、向こうで自分のベストを尽くしていきたい」と宣言した。
短期決戦となるWBCに向けては、「日本のCSみたいな短いトーナメントなので、ホームランを狙うのではなく、しっかりと率を上げて、結果ホームランになればいいというような形でやっていきたい」と意気込む。
チームでの役割については「そういう具体的な話はしていないんですけど、代表の方でも自分がどういうバッターなのかは把握していると思う。しっかりと自分の力を出して、チームに貢献できるように。あまりプレッシャーを感じずにやっていきたいと思います」と“自然体”で挑むとした。
侍ジャパンのゲームもチェックしているとのことで、「日本は良い選手の揃ったいいチーム」と分析。情報源としても、プエルトリコ代表にとって貴重な存在となりそうだ。
日本でテスト生から這い上がり、2018~19年と連続してホームランキングを獲得したその実力を、世界最高峰の舞台で見せつける準備は整った。
取材・文=萩原孝弘