2023.04.30 14:00 | ||||
中日ドラゴンズ | 0 | 終了 | 2 | 横浜DeNAベイスターズ |
バンテリンドーム |
得点圏打率は3割越え
DeNAの牧秀悟が4月30日、バンテリンドームでの中日戦で決勝の2点タイムリーを放ち勝利に貢献。チームを7連勝に導く活躍を見せた。
0-0の投手戦が続くなか、5回一死満塁の好機で打席に入ると、中日先発の髙橋宏斗が投じた155キロのストレートを捉え、二遊間を破る2点適時打を放った。
牧のバッティングについて、同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した谷沢健一氏は「アウトコースのストレートをライトに流し打ちするのではなく、しっかりとヘッドを返してセンターへ打つことができたので良かった」と高評価。
また、同番組に出演した解説者の高木豊氏は「今年の牧はそんなに調子が良くないと思う。ただ、接戦の場面に強い。例えば1-0で勝利する試合の決勝打を打ったり、良いピッチャーから打って主導権を取ったり、そういうところが目立つ。みんなが打っている時にはあんまり目立たないが、接戦の試合には必ず牧が絡んできている印象がある」と牧の勝負強さを称賛した。
今季の牧は、ここまで打率.235と決してハイアベレージではないが、得点圏打率に限れば.318の好成績を記録し、さらに打点13はリーグ3位タイ。ここ一番での勝負強さが際立っている。
ルーキーイヤーの2021年シーズンには打率.314を記録している牧。打点だけではなく、打率も上がってくるようだと、スタートダッシュを決めたDeNAがさらに勢い付くことになりそうだ。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』