● DeNA　1 － 4　巨人 ○
＜7回戦・横浜＞

　巨人の坂本勇人が11日のDeNA戦で2本の二塁打を放ち、通算423二塁打となり王貞治氏の通算422二塁打を抜いて歴代単独6位となった。

　坂本は3回の第2打席に、東克樹の変化球を左中間に弾き返す二塁打で王貞治氏の記録に並ぶ。この打撃に11日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター DeNA－巨人』で解説を務めた谷繁元信氏は「追い込まれた後インサイドに入ってくるスライダーですかね、それをバットを打ちから出してちょっと詰まり気味なんですけど、うまく左中間に運んだようなバッテングでしたね」と解説。

　坂本は続く5回の第3打席も、東が投じた外角の変化球を逆らわずにライトライン際に二塁打。谷繁氏は「現役のミスターダブルですよね」とコメントした。

　坂本は今季開幕から打撃不振だったが、5月は月間打率.440と状態を上げている。谷繁氏は「年齢とともにという感じだとは思うんですよ。自分の感覚の中で、こういう感じで捉えられていたのが、なかなか捉えられないというところで試行錯誤したり、体のケアであったり、もう1回キレを出す何かをやったと思うんですよね」と分析していた。

（ニッポン放送ショウアップナイター）