2023.05.18 18:00 | ||||
千葉ロッテマリーンズ | 5 | 終了 | 1 | オリックス・バファローズ |
ZOZOマリン |
「全員抑えが出来るんじゃないかという位の…」
ロッテは18日、本拠地で迎えたオリックスとの首位攻防戦に勝利し首位の座をキープ。“ブルペンデー”として臨んだ一戦で、リリーフ投手陣たちが1失点リレーの好投を見せた。
プロ通算35試合目で初の先発マウンドを任された廣畑敦也が2イニング無失点の上々の滑り出しを見せると、3回は2番手・岩下大輝が球威抜群の直球を軸に、わずか11球で三者凡退に抑える好投を見せる。
4回と5回は東妻勇輔がスコアボードにゼロを刻むと、その後も4投手でバトンをつなぎ、最後はクローザーの益田直也がシャットアウト。圧巻の投手リレーでオリックス打線を寄せ付けなかった。
同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した野球解説者の笘篠賢治氏は、盤石の継投を見せたロッテ投手陣を高評価。「各ピッチャーの持ち味を田村(龍弘)が十分に引き出した。全員抑えができるんじゃないかという位のスピードとウイニングショットを持っている」と称賛。「オリックスの投手陣も非常に良いですけど、今日のゲームを見ているとそれ以上の強さを感じさせる中継ぎ陣でしたね」と終始べた褒めだった。
また、その中でも特に目を引いた存在として、クイック投法が光った3番手の東妻にも言及した。NPBではクイックタイム1.20秒を切れば良いとされるなか、笘篠氏の計測によると「1球目が0.91秒という驚異的な数字だった」と、走者の有無を問わずクイックで投げ込む右腕に熱視線。「元マリーンズの久保康友さん、彼以上に速いですよ。そして球威が落ちない。これが凄いですよ」と球団OBの存在を引き合いに出しながら重ねて絶賛した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』