○ 西武 2 － 0 日本ハム ●
＜11回戦・那覇＞

　西武は日本ハムに完封リレーで勝利した。

　先発は地元・沖縄での凱旋登板となった與座海人。初回・2回と3人で抑えるテンポの良い投球を披露するも、3回に先頭・上川畑大悟の安打をきっかけに、無死一・三塁のピンチを招く。

　しかし、江越大賀を空三振、石井一成を中飛と連続で斬り、続くアルカンタラには死球で二死満塁となるも、加藤豪将を一ゴロに仕留めて大ピンチを無失点で切り抜ける。


　その後も地元・沖縄のファンの声援を背に快投を見せ、スコアボードに0を並べた。與座は7回・83球、3安打無失点で降板。勝ち星は付かなかったものの、見事な投球を披露した。

　與座の好投に応えたい打線だったが、日本ハム先発・上原健太に苦しみ7回まで0行進。均衡を破ったのは8回だった。

　2番手・河野竜生から二死二塁のチャンスを作ると、3番・外崎修汰が3番手・玉井大翔のストレートを上手く逆方向へはじき返し先制打。その後、二死一・二塁とすると5番・中村剛也も中前適時打で続きこの回2点目を挙げる。

　2点のリードで迎えた9回は、抑えの増田達至が無失点で締めゲームセット。接戦を制した西武は、沖縄セルラースタジアム那覇で4年ぶりの勝利を飾った。