● DeNA 2 － 5 阪神 ○
＜15回戦・横浜＞

　DeNAは1点リードの8回に一挙4点を失い逆転負け。引き分けを挟み2連敗となり、首位・阪神とのゲーム差は「7」に広がった。

　湿りがちなDeNA打線は阪神先発・村上の前に5回まで無得点。それでも1点を追う6回、二死から3番・宮﨑が右前打で出塁すると、続く4番・牧が豪快な一撃。高めのツーシームを完璧に捉えた打球は、左翼席最上段に飛ぶ込む逆転の18号2ランとなった。

　先発の東は粘投。4回は1点を先制され、なおも二死満塁のピンチだったが1番・近本を空振り三振に仕留めた。5回も一死一、三塁のピンチを招くも5番・佐藤輝を遊ゴロ併殺。牧の逆転2ランで勝利投手の権利をつかみ、7回8安打1失点で降板した。

　しかし1点リードの8回表、2番手の伊勢が不運な三塁内野安打とバッテリーを組んだ山本の二塁悪送球で一死三塁のピンチを招き、二死後、6番・ノイジーに右前にポトリと落ちる同点適時打を許した。さらに、8番・木浪には右越えの2点適時二塁打を浴び無念のイニング途中降板。3番手の入江も代打・糸原に中前適時打を許し、2/3回で4安打4失点（自責点2）の伊勢は5敗目（2勝2セーブ）を喫した。

　この日は4失策を記録するなど、守備も乱れたDeNA。昨年6月28日から続いていた横浜スタジアムでの阪神戦の連勝は「13」でストップした。