今年新設されたリーグ公式表彰
セ・リーグ公式配信番組「JERAセ・リーグレジェンドLIVE」が7日に生配信され、番組内で『6・7月度 JERAセ・リーグAWARD』の公開選考会を実施。広島の森下暢仁が月間大賞に輝いた。
『JERAセ・リーグAWARD』は2023年より新設されたーグ公式表彰で、JERAセ・リーグ公式戦全375試合(日本生命セパ交流戦を除く)において、公式記録員が当該試合で“勝利に最も貢献した選手”を1名選出。この回数を月単位でチーム別に集計し、ノミネート回数が最も多かった選手が各球団の代表として公開選考会に進む。
今回は候補争いも熾烈となった中、公開選考会も議論が白熱。レジェンドが「今月は本当に難しい……」と口を揃えた合議の末に、6名の投票で3票を獲得した森下暢仁が、2票のトレバー・バウアーを押さえて受賞した。
森下は6・7月の対象試合で3勝を挙げたほか、バットでもプロ初本塁打や適時二塁打を放つなど、投打躍動で好調なチームを支えた。
番組に出演した川上憲伸氏も「今年はすごく粘り強い投球を続けている。それがチームに良い影響を与えている」と明治大の後輩の奮闘ぶりに熱視線。首位・阪神に食らいついている2位・広島のキーマンとして、勝負の夏場のさらなる活躍に期待を寄せた。
6・7月度 JERAセ・リーグAWARD
<広島>
森下 暢仁
・ノミネートプレー
[6/28] 7回2失点の好投。打ってもプロ初本塁打となる決勝3ラン。
[7/12] 9回6奪三振で完封勝利。
[7/22] 8回3失点の好投。7回には同点の適時二塁打も。
▼ 6・7月度の代表選手
<ヤクルト>
川端 慎吾
<DeNA>
トレバー・バウアー
<阪神>
森下 翔太
<巨人>
山﨑 伊織
<広島>
森下 暢仁
<中日>
宇佐見 真吾