元同僚・京田＆高校時代の恩師が祝福の花束

　中日の大島洋平外野手（37）が26日、本拠地・バンテリンドームでのDeNA戦でプロ野球史上55人目の通算2000安打を達成した。

　大島は「2番・左翼」で先発出場。0－0のまま迎えた3回、一死一塁でDeNA先発・石田の初球ストレートを綺麗に中前へ弾き返した。本拠地で偉業を達成し、場内は万雷の拍手。昨季までチームメイトだったDeNAの京田陽太、享栄高時代の恩師・柴垣旭延監督から笑顔で花束を受け取ったあと、記念パネルを高々と掲げた。

　2000安打達成者はプロ野球史上55人目で、中日での達成者は現内野守備走塁コーチの荒木雅博以来、7人目。大学、社会人を経た選手としては、2015年に達成した現打撃コーチの和田一浩（中日）に次ぐ、史上4人目の快挙となった。

　地元・愛知県出身の大島は、享栄高、駒沢大、日本生命を経て、2009年のドラフト5位で中日に入団。2019年、翌20年は2年連続で最多安打のタイトルを獲得するなど、2012年から昨季まで11年連続でシーズン100安打以上を放っている。