2024.03.03 13:00 | ||||
東北楽天ゴールデンイーグルス | 2 | 終了 | 3 | 広島東洋カープ |
倉敷 |
則本の抑え転向でローテ再整備が急務
楽天の開幕ローテーション候補の二人が、広島とのオープン戦(倉敷)で揃って好投した。
先発登板した岸はこれが今季初実戦。初回は上位3人をすべてフライアウトに仕留めテンポ良く11球でゼロを刻んだ。2回も先頭の4番・シャイナーをカーブで空振り三振に仕留めるなど3人斬り。3回は左翼・島内の好捕にも助けられながら、この回も3者凡退でゼロを刻んだ。岸は3回34球、無安打無失点、1奪三振無四球の快投でお役御免。今季初実戦を最高の結果で終えた。
4回からはドラフト1位の古謝(桐蔭横浜大)が2番手として登板。こちらは要所を締める投球で3回2安打無失点。4回は一死一、二塁のピンチで投ゴロを併殺を完成させ、6回は巧みな牽制で走塁死を奪うなど、今江監督が春季キャンプ中から絶賛していたフィールディングの上手さを実戦でも披露した。
楽天は昨季まで守護神を務めていた松井がメジャーリーグのパドレスへ移籍し、今江監督は新たな守護神に昨季まで先発ローテの柱だった則本を指名。先発陣の再整備が急務となる中、前日の同戦では2年目の荘司が5回2安打無失点の快投を披露するなど、開幕ローテ候補たちの好アピールが続いている。