3月6日と7日に京セラドーム大阪で開催された「カーネクスト 侍ジャパンシリーズ2024日本vs欧州代表」は第2戦に6人の投手の継投による完全試合を達成するなど、2連勝で終えた。特に投手陣は、この2試合で1点も許さなかった。

　井端弘和監督は「どのピッチャーもフォアボールがなかったっていうところで、 やっぱ制球力が非常に大事だなと改めて思いました」と振り返った。

　11月に開催されるプレミア12に向けては「実績ある選手もいますし、若い選手もどんどん出てきています。この1年間とにかく怪我なくレギュラーシーズンを乗り切ってもらって、こちらを非常に悩ましてくれるとありがたいなと思います」と、今回選んだメンバーに加え、新戦力の台頭にも期待した。

　また、今回出場したメンバーに向けては「レギュラーシーズン前の難しい時期だったと思いますけど、ある程度 選手も仕上がってきたのかなと思います。非常にペナントレースが今まで以上に盛り上がって、いい活躍してくれる選手が1人でも多く出てくるんじゃないかなと思ってます」と労った。

　最後にファンに向けて「12球団のどの選手もキャリアハイを目指してやってくれるんじゃないかなと思います。今まで以上に良いペナントレースを迎えるんじゃないかなと思います。皆さんの声援でさらに後押ししてもらえれば、選手も頑張れるので、今後ともよろしくお願いします」と締め括った。

（取材＝ニッポン放送アナウンサー・大泉健斗）