オープン戦
● 広島 0 － 3 中日 ○
＜3月10日・マツダスタジアム＞

　中日はオープン戦6戦負けなしの3連勝（3分け）。この日も3安打完封リレーと投手陣の安定感が光った。

　左肘手術からの復活を目指す先発・大野は4回1安打無失点の好投。これでオープン戦は2試合で6イニング連続無失点とし開幕ローテ入りへ順調ぶりを示した。

　5回からは祖父江、梅野、藤嶋、マルティネス、松山が1イニングずつ無失点。オープン戦2度目の完封リレーで、3－3で引き分けた3日のヤクルト戦（バンテリンD）から6試合連続3失点以下となった。

　攻撃陣は初回、1番・大島の右翼線二塁打などで好機を作り、3番・ディカーソンの左前適時打で先制。5回は再びディカーソンが、オープン戦1号となるソロ本塁打を右翼席へ運んだ。8回は途中出場・カリステの右前適時打で3点目。ディカーソンは一発を含む2打数2安打2打点に加え2四球。全4打席連続出塁で途中交代となった。