直球軸に5三振奪うも……
ブルージェイズの菊池雄星が10日(日本時間11日)、オリオールズとのオープン戦に先発登板。3回途中6失点の内容で登板を終えた。
オープン戦2度目の登板となったこの日は、初回、先頭打者からオール直球で三振を奪う上々の滑り出しを見せるも、次打者のアンソニー・サンタンダ―にカーブを捉えられて先制本塁打を献上する。
さらにそこから二者連続で安打、さらに四球を与え一死満塁のピンチを作ると、6番のジャクソン・ホリデーには直球を痛打され満塁弾を被弾。初回から一挙5点を失ってしまう。
その後は三振を奪ってから一度降板したのち、2回に再びマウンドに上がるも、ここでまたも無死一・三塁のピンチを招いてしまう。ここは三振と併殺打で無失点に切り抜けたものの、3回にも二死一・三塁の状況を作ったところでベンチに投手交代を告げられた。
後を受けた投手も失点したため、菊池は2.1回60球6失点、7安打5三振2四球の内容でオープン戦初黒星をマーク。通算防御率は12.46と開幕へ向け不安の残る内容となった。