● 楽天 2 － 8 西武 ○
＜2回戦・楽天モバイル＞

　西武は逆転勝利で開幕2連勝。期待の新外国人野手が揃って来日初安打初打点をマークした。

　西武は初回、2番に入ったコルデロの右翼線適時二塁打で先制。その後1－2と逆転されたが、3回はコルデロの右前打などで一死一、三塁とし、3番・外崎の中前適時打で追いついた。なおも一死一、二塁で4番・アギラーが左翼への2点適時二塁打を放ち4－2と勝ち越しに成功。4回は8番・古賀が、今季チーム1号となる左越えソロを放ち5－2とリードを広げた。

　8回以降もアギラーの右前適時打などで3点を追加。アギラーは来日初安打を含む2安打3打点、コルデロも来日初安打含む2安打1打点と、新助っ人が揃って活躍した。

　先発の隅田は1点リードの2回に2点を失うも、再び勝ち越してもらった3回以降は無失点。6回途中6安打2失点、6奪三振3四球の力投で降板し「序盤から早いカウントで打ってくる相手にも対応することができましたし、調子の悪い中でも試合を作ることはできました。試合を通じて課題も多く出ましたので、しっかりと次につなげる準備をしたいです」と振り返った。

　7回以降は本田、甲斐野、豆田が1イニングずつ無失点。隅田は今季初勝利を手にし、バッテリーを組んだ古賀は好リードに加え一発含む3安打と攻守で存在感を示した。