●　レッドソックス　1－7　オリオールズ　○
＜現地時間4月9日　フェンウェイ・パーク＞

　ボストン・レッドソックスがホーム開幕戦で昨季の地区王者オリオールズに逆転負け。吉田正尚外野手（30）は「5番・指名打者」でフル出場するも、無安打に終わった。

　レッドソックスは初回、タイラー・オニールがMLB単独トップとなる6号ソロを放ち、幸先良く先制点を挙げた。ところが、2回以降はオリオールズ先発、元サイ・ヤング賞右腕バーンズの前に打線が沈黙。結局初回の2安打1得点以外に当たりは出ず、投手陣は7失点。投打ともに苦しい試合展開でホーム開幕戦に敗れた。

　この試合の吉田は3打席に立ち、いずれもバーンズとの対戦で無安打。10試合続いた連続出塁がストップし、今季成績は打率.222、OPS.595となっている。

　なお、レッドソックスは試合前に2人の離脱者に関する情報を発表。現地時間5日のエンゼルス戦で左肩を脱臼したトレバー・ストーリーは手術を受けることが決定。今季残りシーズンの欠場が濃厚となった。さらに、今季2戦で防御率0.82と好投していたニック・ピベッタが右肘の張りで15日間の負傷者リスト入り。正遊撃手と先発2番手を失うこととなった。