西武・元山飛優 (C)Kyodo News

◆ 「『つながるんだ西武打線』というのを再確認できた」

 西武は広島に5-0で勝利し連敗を「8」でストップ。低調だった打線が5回に6安打を集中し、一挙5得点のビッグイニングを作った。

 西武打線は0-0で迎えた5回、先頭の代打・滝澤夏央の左前打を口火に好機を作ると、二死三塁で9番・元山飛優が中前適時打を放ち先制。さらに、続く1番・長谷川信哉が中前打でつなぐと、2番・西川愛也が右中間突破の2点適時三塁打を放ち3-0とリードを広げた。その後も4番・中村剛也のラッキーな適時内野安打で4点目を奪い、5番・陽川尚将も中前適時打で続き5点目。試合前の時点で防御率1.16だった広島先発・森下暢仁を見事に攻略した。

 先発の隅田知一郎は立ち上がりこそ不安定だったものの、4回途中から15打者連続アウトを記録するなど尻上がりの好投。5点リードの9回は2本の単打で二死一、二塁のピンチを招いたものの、最後は4番・小園海斗を空振り三振に仕留め、9回99球、4安打無失点の快投で4勝目(5敗)。100球未満の完封勝利“マダックス”達成は1988年の松沼博久氏以来、球団では36年ぶりの快挙となった。

 12日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、久々につながった西武打線に注目。MCの真中満氏は「2アウトからなんですけど5点取った。昨日、源田選手が悔しがるシーンもありましたけど、チームでね、しっかりつないで勝てたゲームだった」と、前夜ラストバッターで一塁へヘッドスライディングし、しばらく立ち上がることができなかった源田の姿勢がチームに火をつけたと推測。この意見に野村弘樹氏も「(源田の)思いがバットに伝わった。若い選手も含め、躍動する姿。こういう攻撃ができるので、今日がきっかけになってほしい」と同調した。

 館山昌平氏は四球や敵失絡みではなく、安打でつないだ打者一巡の攻撃を評価。「相手からもらった得点ではなくて、2アウトから自分たちでつないだ。これでトンネルを抜け出せそうな気がする。『つながるんだ西武打線』というのを再確認できたと思うので、ファンのみなさんも今後に期待してほしいと思う」と呼びかけた。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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ベースボールキング編集部

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