○ 巨人 1 － 0 阪神 ●
＜19回戦・東京ドーム＞

　2位の巨人は3位・阪神との3連戦の初戦を制し3連勝。貯金は再び今季最多の「11」となった。

　先発の山﨑伊は4回までに3四球を与えたものの要所を締めノーヒット投球。5回以降もゼロを重ね阪神打線に二塁ベースを踏ませなかった。1点リードの7回は二死を奪い、打席に6番・前川を迎えたところでお役御免。降板する際は巨人ファンから労いの拍手喝采を受けた。

　左手首骨折のヘルナンデスを欠く打線は初回、1番・丸の中前打などで好機を作り、4番・岡本和の三ゴロが阪神・佐藤輝の適時失策を誘い先制。2回以降は追加点を奪えなかったものの、山﨑伊のあとを受けた高梨、船迫、バルドナード、ケラーも安定した投球で完封リレー。7回途中2安打無失点の山﨑伊は約1ヵ月ぶりの白星となる今季8勝目（4敗）、ケラーは古巣相手に移籍後初セーブ（1敗）をマークした。