DeNAが阪神に快勝。広島と入れ替わり、CS圏内の3位に浮上した。

　DeNA打線は2回に伊藤光の2点タイムリー、3回にはオースティンの3ランで序盤に5点を先制し、阪神先発の西勇輝をKO。しかしDeNA先発の森唯斗は4回に捕まり、一挙4点を奪われ1点差とされる。両軍1点ずつを取り合って迎えた7回、宮﨑敏郎のタイムリー二塁打と筒香嘉智の2ランで貴重な3点を挙げ、このまま逃げ切りを果たした。

　20日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では9得点と活発だったDeNA打線に注目。まず4回にプロ初安打初打点の活躍を見せた東妻純平に対し、解説として出演した五十嵐亮太氏は「本人の中でもなんか何かいいきっかけを掴むには最高の場面ですよね。監督もそういったところを意識したのかなと思いますね。打ち合いでこういった選手が打つのは、やっぱり大きいですね」と初物づくしの効果的な一打を称えた。

　またダメ押しのホームランを放った筒香嘉智について、MCを務めた谷繁元信氏は「最後のホームランもよかったんですけど、すごく良かったのは1打席目のフォアボール。ノーアウト1塁2塁からのフォアボールなんですけど、この辺が筒香らしいなっていうことはすごく感じましたね」と後につなぐ意識を高評価。五十嵐氏も「こういったベテランが帰ってくると、やっぱりチームは乗ってきますよね。見事！」とアッパレを送った。

　3位に浮上したDeNA。この日のように自慢の攻撃陣が火を吹けば、さらなる上も目指していけそうだ。


☆協力：フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』