巨人・秋広優人 (C) Kyodo News

 秋広優人が巨人の内外野のレギュラー争いを盛り上げる。

 18日に行われたDeNAとの練習試合に『8番・ファースト』でスタメン出場した秋広は、2点を追う7回一死一塁の第3打席、松本凌人が3ボール2ストライクから投じた9球目の139キロカットボールをライトスタンドに放り込むと、続く3-3の9回一死走者なしの第4打席、浜地真澄が1ストライクから投じた2球目の151キロストレートをライトスタンドに放り込むサヨナラ本塁打。2ホーマー3打点の活躍で存在感を示した。

 秋広は高卒3年目の23年に121試合に出場して、規定打席に僅かに届かなかったものの、打率.273、10本塁打、41打点の成績を残したが、昨季はオープン戦で結果を残せず開幕をファームで迎え、一軍では26試合に出場して打率.261、1打点とレギュラーを勝ち取ることができなかった。

 秋広は内野手登録ではあるが、外野を守ることができ、23年に一軍でスタメン出場していた時は外野での出場が多かった。その外野は丸佳浩、ヘルナンデスをはじめ、ライバルが非常に多く、ポジションを掴むには打つことが求められる。それは一塁でも同じだ。秋広がこの先、打ってアピールすることで競争意識が高まり、よりハイレベルなレギュラー争いとなる。

 その中で秋広がポジションを掴むことができるか非常に注目だ。

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