● パイレーツ 1-2 パドレス ○
<現地時間5月3日 PNCパーク>
サンディエゴ・パドレスが接戦制してパイレーツに連勝。2番手としてリリーフ登板した松井裕樹投手(29)は1回無失点という投球だった。
先発右腕ランディ・バスケスが5回1失点と好投し、1点ビハインドの6回裏から松井が登板。先頭の9番トリオロを左飛に打ち取り、1番クルーズをストレートの四球で歩かせるも、2番レイノルズを初球スライダーで遊ゴロ併殺打に仕留め、7球でイニング終了。直近3登板続けて無安打、無失点の好リリーフを果たし、防御率2.57としている。
パドレスは直後の7回表、3番マニー・マチャドの3号ソロで試合を振り出しに。1対1のまま9回を迎えると、先頭の1番フェルナンド・タティスJr.が二塁打と盗塁で二死三塁とチャンスメイク。4番ザンダー・ボガーツへの初球、パイレーツの守護神ベドナーの暴投を捕手がベース前へ弾いた僅かな隙を見逃さず、勝ち越しのホームに飛び込んだ。
続く9回裏を守護神ロベルト・スアレスが抑え、MLB全体トップの今季13セーブ目を記録。リリーフ4投手による無安打リレーを締め括った。4連勝を収めたパドレスはカード最終戦を残して勝ち越しを決め、貯金10に増加。試合終了時点で地区首位ドジャースとの差を1ゲームに縮めている。