中日の田中幹也が、同点の9回に決勝打となるソロホームランを放ち勝利に貢献した。
DeNAのクローザー入江大生の高めの152キロ直球を振り抜いた。しっかり捉えた打球はドラゴンズファンが待つレフトスタンドへ一直線で飛び込んだ。序盤に4点差をつけリードしていたものの、中盤に追いつかれ重苦しいムードが漂っていた中での一発だった。
このホームランに対し、21日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた大矢明彦氏は
「カウントを取りにきた、少し高めに浮いたストレートを小さな田中が上からしばきあげた。小力のあるバッターですね」とコメント。身長166センチとプロの世界ではかなり小さいサイズの打者が放った決勝アーチに驚きが隠せない様子だった。「これだけバットを短くもっているバッターが、高めにきた早い球を上からしばきあげた。ライナー性で素晴らしいホームランです」と称賛した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』