◆ 守備力向上へ…野村氏「今日は良い薬になったのではないか」
ロッテは16日、ソフトバンクと対戦し0-6で敗れた。3回裏、二死一塁から周東佑京に盗塁を許すと、先発・サモンズの暴投を捕手・寺地隆成が止められず、周東は3塁へ進塁。さらに遊撃・友杉篤輝の失策で先制点を献上した。さらに8回裏、一死一塁で緒方理貢が盗塁を仕掛けると、寺地は2塁へ悪送球。3塁まで進塁を許し、犠飛で6点目を奪われた。
失点に繋がるミスが続いた2年目捕手・寺地に対し、16日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2025』に出演した高木豊氏が「ブロッキングもあれば盗塁も刺さなければいけなくて、捕手は大変だと思う。寺地はよくやっているが、盗塁されてからの失点が多いし、今日なんかはブロッキングだよね」と語ると、野村弘樹氏は「厳しい言い方をすると、試合に出ている以上は若手もベテランもないし、やらなければいけない。それを寺地は今日さらに強く感じたと思う。守備力もそうだし、ブロッキングも練習して上手くならなければいけないので、今日は良い薬になったのではないか」と課題を指摘。「よくやっているが、もう1、2ランク上の選手になれると思うので、ここはやっていかなければいけない」と守備力の向上を求めると、高木氏も「プロだからね。本当に頑張ってほしい」と激励を送った。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』