阪神がDeNAに7-1で快勝し、後半戦最初のカードを連勝でスタートした。
打線は2回、先頭の佐藤輝明が二塁打でチャンスメイクすると、二死から坂本誠志郎が左前適時打を放ち先制する。続く一、二塁から一塁・フォードの失策で1点を追加。続く近本光司の左前適時打で3点目。二死満塁から三塁・宮崎敏郎の失策でさらに2点を追加し、この回一挙5得点を挙げた。
先発は一軍復帰後2登板目の髙橋遥人。初回は30球を要するなど苦しんだものの、2回以降は復調しテンポの良いピッチングでアウトを積み重ねた。それでも6回、牧秀悟に安打を許すと、二死一、三塁から京田陽太に適時打を浴びたところで交代を告げられた。二死一、二塁の場面で、湯浅京己が登板すると、空振り三振でピンチを切り抜けた。その後は及川雅貴、ネルソン、桐敷拓馬が無失点でつないで勝利した。髙橋は6回途中6安打1失点の内容で317日ぶりの白星を挙げた。
この試合について、27日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では猛打賞をマークした坂本誠志郎に注目が集まった。番組MCを務めた坂口智隆氏は「捕手は守備を求められるポジションではあるんですが、坂本選手がこれだけ打つと打線がつながっていきますよね」とコメント。解説者の大矢明彦氏は、打順に注目し「今日は6番で起用されていた。普段なら7番か8番なんでしょうが…これも(采配が)当たりましたね」とコメントした。さらに守りに言及し、「僕は守りを評価したい。坂本というキャッチャーは投手が苦しいときに引っ張ってくれる。間の取り方も上手だし緩急も上手く使っていく。変化球をこうやって曲げてねというミットの出し方も上手さを感じます」と称賛した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』