巨人の戸郷翔征が6月8日以来となる3勝目を挙げた。
1回、2回と得点圏にランナーを背負うも、粘り強い投球でピンチを切り抜けた。3回以降は尻上がりに調子を上げ、6回4安打7奪三振の内容で降板した。
戸郷の投球について、30日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた館山昌平氏は「まだちょっと半信半疑なところがある」とコメントし、「本来の力であればもっと制圧するような投球ができる。もう一段上がある」とさらなる好投を期待した。
同じく解説を務めた鳥谷敬氏も「まだ本調子ではない」と評価し、「バッターがストレートを狙っているときに、しっかり打ち返されている場面がある。そこがファウルになってくると、フォークなどの変化球で空振りが増えていく。コントロールも大事になってくるとは思うが、まずはストレートのキレ。球速は出ているが、打者の反応を見ると、良いときに比べるとまだしっかりと捉えられている。ファウルが増えてくると本来の姿に戻ってくる」と分析。ストレートのキレの改善を求めた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』