○ ブレーブス 4-1 カブス ●
<現地時間9月8日 トゥルイスト・パーク>
シカゴ・カブスが東地区4位ブレ―ブスとの敵地カード初戦に敗戦。先発登板した今永昇太投手(31)は6回3失点という投球で今季7敗目。鈴木誠也外野手(31)は「3番・右翼手」でフル出場し、4試合連続安打を記録した。
中5日で敵地マウンドに上がった今永は初回、二死から3番アルビーズに16号先制ソロを被弾。さらに、4番の金河成に中前安打を許すと、5番ボールドウィンに右中間フェンス直撃の適時二塁打、6番アクーニャJr.には左前適時打を浴び、3点目を失った。続く7番ハリス3世には初球を右翼ポール際に運ばれるも、審判団の協議の末に判定覆り、2ラン本塁打は取り消しに。結果的に二ゴロに打ち取って初回を切り抜けた。
その後は立ち直りを見せ、2回裏を三者凡退。3回裏には先頭の2番オルソンに安打を許したが、先制弾の3番アルビーズから空振り三振を奪うなど後続3人を断った。そのまま6回終了まで、打者12人をパーフェクトに抑え続けて降板。6回80球を投げて5被安打、無四球、4奪三振、3失点という投球内容だった。
打線は6回表、鈴木が内野安打を放つなど二死満塁とこの試合初めての好機を作るも、4番ピート・クロー・アームストロングが一ゴロに倒れて無得点。続く7回表には一死二、三塁と再び走者を溜めたが、反撃は犠飛による1点のみに終わった。
今永は現地8月5日のレッズ戦から7登板連続でクオリティ・スタートを達成するも、同期間での白星は前回登板の1度のみ。初回の失点が後を引き、2年連続のシーズン2桁勝利は次回登板にお預けとなった。ここまで22試合に先発して9勝7敗、防御率3.21を記録している。
また、鈴木は4打数1安打、2三振という内容で17試合連続出塁をマーク。今季成績は打率.243、27本塁打、90打点、OPS.783となっている。