○ ドジャース 3-1 ロッキーズ ●
<現地時間9月8日 ドジャー・スタジアム>
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(31)が現地時間8日のロッキーズ戦に「1番・指名打者」でフル出場。3試合連続安打を含む2出塁を記録し、逆転勝利に貢献した。
ロッキーズ先発は新人右腕ドーランダー。初回の第1打席はカウント1-2から内角低めいっぱいのチェンジアップに手が出ず、見逃し三振を喫した。
1点を追う3回裏、一死一、三塁の好機で第2打席を迎えるも、カウント2-2から外角のカーブにタイミングを崩されて空振り三振。続く2番ムーキー・ベッツも右飛に打ち取られ、無得点に終わった。
なおも1点ビハインドの6回裏、無死一塁での第3打席は2番手右腕メヒアから四球を選んでチャンスを広げ、3番フレディ・フリーマンの適時二塁打で同点に。さらに、一死満塁と好機が続いたが、5番テオスカー・ヘルナンデスが空振り三振、6番マイケル・コンフォートが遊ゴロに倒れ、同点止まりとなった。
それでも続く7回裏、二死一塁での第4打席は3番手右腕チビリと対戦し、カウント2-1から内角低めのチェンジアップを鋭く振り抜いて右翼線への二塁打。二死二、三塁と再び好機を演出すると、続く2番ベッツがセンター前への2点適時打を放ち、これが決勝打となった。
この試合の大谷は3打数1安打、1得点、1四球、2三振という内容で、2度の得点機に絡む活躍。今季成績を打率.279、48本塁打、OPS1.002としている。