● アスレチックス 0-7 レッドソックス 〇
<現地時間9月8日 サター・ヘルス・パーク>
ボストン・レッドソックスが西地区最下位アスレチックスに完勝。吉田正尚外野手(32)は「6番・指名打者」でフル出場し、適時打含むマルチ安打で勝利に貢献した。
デビュー3連勝中の新人右腕モラレスに対するレッドソックスは初回、3番トレバー・ストーリーの24号ソロで幸先良く先制。2回表には一死から吉田が右前安打で出塁し、8番ニック・ソガード、1番ジャレン・デュランによる2本の適時打を演出した。
5回表には9番カルロス・ナルバエスの13号ソロなど、さらに2点を加えて先発モラレスをノックアウト。勢い止まらぬ打線は7回表、元ヤクルトの3番手右腕スコット・マクガフから5番ロミー・ゴンザレス、6番の吉田が連続タイムリーを放ち、試合を決定付けた。
投げてはエース左腕ギャレット・クロシェットが7回3被安打、無四球、10奪三振の快投で大量援護に応え、今季15勝目を挙げた。終盤2イニングもブルペン陣がパーフェクトに抑え、敵地カード初戦に完封勝利。地区首位ブルージェイズに3ゲーム差、2位ヤンキースに1ゲーム差としている。
この試合の吉田は4打数2安打、1打点、1三振という内容で現地9月2日のガーディアンズ戦以来、出場3試合ぶりとなるマルチ安打を記録。今季成績を打率.242、2本塁打、OPS.640としている。