楽天は30日、甲斐拓也を金銭トレードで獲得を発表した。
甲斐はソフトバンク時代にゴールデン・グラブ賞を7度、ベストナインを3度受賞し、東京五輪野球日本代表、WBC日本代表に選出されるなど、“球界を代表”する捕手として活躍し、24年オフに巨人へ移籍。巨人では移籍1年目が68試合、2年目の今季は二軍で過ごす時間が長く、一軍の出場試合数は僅かに13試合にとどまった。
移籍先となる楽天は、今季最多の87試合でスタメンマスクを被った太田光が国内FA権行使が濃厚と報道され、次いで先発マスクが多かったのは34試合の堀内謙伍だった。打撃が売りのYG安田は捕手登録だが、捕手でスタメン出場した試合は5試合で、ファーストでのスタメン出場の方が多く、捕手事情はやや手薄。
このオフは伊藤光、石原彪、大栄利哉を戦力外通告し、ドラフトでは1位で渡部海(青山学院大)、4位で萩原義輝(東芝)と2人の捕手を指名した中で、甲斐をトレードで獲得できたのは良かったのではないだろうか。
太田光がFA移籍となれば、捕手陣が手薄になるところをドラフトで1位指名した渡部だけでなく、甲斐を獲得できたことは大きい。仮に太田光が残留すれば、太田、甲斐、渡部を休ませながら起用することも可能だ。甲斐は24年までソフトバンクでプレーしており、パ・リーグの各球団の情報を熟知しており、加入は楽天にとって大きなメリットと言える。
▼今季の楽天捕手事情
【スタメンマスク】
87試合 太田光
34試合 堀内謙伍
13試合 伊藤 光
5試合 YG安田
4試合 石原 彪