夏バテを乗り切るために必要な栄養素と食材とは?
夏の時期は気温が高く、運動する前から汗をかいていたり、暑さでグッタリしてしまうこともあると思います。アスリートである野球選手といえども、毎日暑い中で練習や試合を続けていると体力の消耗は激しく、夕方には疲れがピークに達して何もやる気が起こらなくなってしまう…といったことがあるかもしれません。毎日このような調子では「何となく食欲がわかない」とか「身体が重だるい」といった、いわゆる夏バテのような症状を感じるようになる選手もいることでしょう。
食事で結果が大きく変わる!?試合前に摂るべきエネルギーとは?
身体のコンディションを整えるために欠かせないのが毎日の食事です。特に試合当日ともなるとその日に食べるものによって、選手のコンディションは大きく左右されると言ってもいいでしょう。試合当日は試合開始時間から逆算して食事時間を決めるように計画を立てること、そしてエネルギー源となる糖質(炭水化物)をしっかり摂ることがポイントです。今回はよりよい状態で選手を送り出すための試合前の食事についてチェックしましょう。
食事はなによりの疲労回復!運動後にオススメの食事や補食を紹介!
試合前の食事では実際のパフォーマンスに結びつけるための栄養を意識してとりますが、試合(練習)後の食事では主に使ったエネルギー源の補充や疲労回復などをメインに考えて栄養をとるようにするため、食事内容も変わってきます。今回は試合や練習後の身体によりよい食事や補食についてお話をしたいと思います。
朝食は一日のスタートダッシュに欠かせない!
スポーツ選手にとって「運動(練習)」「休養」「栄養」のバランスは必要不可欠なものです。特に栄養面では食事で何を、どのくらい食べるかということは身体をつくる成長期の選手にとってとても重要になってきます。
気温が高い日に気をつけるべき、食中毒を防ぐお弁当作りのポイント!
お昼ごはんにはお弁当を持参する選手も多いと思います。食事量もある程度確保出来ますし、保存料や甘味料、着色料、香料など食品添加物をあまり含まないもので作る手作りのお弁当は身体にとっても安全だというイメージもあります。ただし気温が高く湿気の多い梅雨時期から夏場にかけては食べ物による食中毒に注意が必要です。
改めて考えみる「よく噛んで食べる」ことの効果
普段の食事の中で、一度口に入れた食事を何回繰り返して噛んでいるかを意識したことはありますか?
子どもが朝からカレーを食べるべき3つのメリット
イチロー選手は朝からカレーを食べ続けていたことで有名ですが、カレーは多くの人に好まれる食事の一つです。お肉だけではなく野菜なども多くとることができ、エネルギー源であるご飯もしっかり食べることができます。特に朝食にカレーを食べることには、さまざまなメリットがあります。
栄養バランスの合言葉!「まごたちはやさしい」を覚えよう!
成長期のジュニア選手たちにとって栄養バランスの整った食事をとることは身体の発育・発達に欠かせないものです。食べるものの好き嫌いをなるべくしないことはもちろん、食事の偏りをなくし、さまざまな食材から身体に必要な栄養素をとることが大切です。「まごたちはやさしい」という言葉をぜひ覚えておき、この食品群を一日の食事で食べるように心がけましょう。
「まごたちはやさしい」の献立の考え方
成長期のジュニア選手たちにとって栄養バランスの整った食事をとることは身体の発育・発達に欠かせないものです。食べるものの好き嫌いをなるべくしないことはもちろん、食事の偏りをなくし、さまざまな食材から身体に必要な栄養素をとることが大切です。著者プロフィール
アスレティックトレーナー/西村典子(にしむらのりこ)
日本体育協会公認アスレティックトレーナー、NSCA-CSCS、 NSCA-CPT。東海大学スポーツ教育センター所属。高校、大学など学生スポーツを中心としたトレーナー活動を行う一方で、スポーツ傷害予防や応急処置、トレーニングやコンディショニングに関する教育啓蒙活動を行う。また一般を対象としたストレッチ講習会、トレーニング指導、小中学生を対象としたスポーツ教室でのウォームアップやクールダウンといったさまざまな年齢層への活動がある。一般雑誌、専門誌、ネットメディアなどでも取材・執筆活動中。
大阪府富田林市出身。奈良女子大学文学部教育学科体育学専攻卒。
日本体育協会公認アスレティックトレーナー、NSCA-CSCS、 NSCA-CPT。東海大学スポーツ教育センター所属。高校、大学など学生スポーツを中心としたトレーナー活動を行う一方で、スポーツ傷害予防や応急処置、トレーニングやコンディショニングに関する教育啓蒙活動を行う。また一般を対象としたストレッチ講習会、トレーニング指導、小中学生を対象としたスポーツ教室でのウォームアップやクールダウンといったさまざまな年齢層への活動がある。一般雑誌、専門誌、ネットメディアなどでも取材・執筆活動中。
大阪府富田林市出身。奈良女子大学文学部教育学科体育学専攻卒。